新幹線に乗ってて暇だったので散文をしたためてみました。
あ、そこ、勉強しろとか言わない(爆)
とりあえず晶明、とか言ってみる←
暇つぶしで全く推敲とかしてないので文章が無茶苦茶です、それでもいい暇な方だけ以下リンクからどうぞ。
あ、そこ、勉強しろとか言わない(爆)
とりあえず晶明、とか言ってみる←
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此方に不躾に向けられた少し丸まった背中が僅かに頼りなく震えていた。
ふ、と其方に無意識に伸ばしていた自分の手に気付き、些か慌てて引っ込める。
それを知ってか知らずか、向こうの丸まった背中からくぐもった声がした。
「なぁ、」
溜め息かと思うほどに小さな声。
独り言かと思って何も返答せずにいると、また蚊の鳴くような声で「なぁ、」という振動を感じた。
「なん、ですか」
「馬鹿みたいだよなぁ、俺」
相変わらず背中を向けられているものの、幾ばくかの嘲笑いと諦め、そして形容出来ない位に深い悲しみが滲み出ている。
それは普段の、人に気を遣いすぎるくらい気を遣う彼らしくもない、完全に自分に向けられたものだと、痛い位に感じた。
不思議なことに彼に限っては、初めて会った時からその声音でどんな気持ちで、どんな表情をしているのかが手に取るように分かることが多かった。
これは同じA型の特権とか貧乏籤の類なのか、向こうで背中を丸めている男も同じようなことを確か以前言っていた気がする。
お互い様だなぁ、とかアンタも苦労するねぇ、とお互い様だなぁ、とかアンタも苦労するねぇ、とか、そんな事を苦笑いを浮かべながら。
馬鹿言ってるんじゃないよ、と相変わらず背中を向ける彼の口癖を真似て心の中でひとりごちた。そんな事は冗談でも嫌だ。
すいません投げる(爆)
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